登山ウェアの選び方

登山のウェア選びは楽しく、また悩みが多いですよね。夏でも標高が上がると寒さにも備えなければなりません。

 

今回は、私の経験を通じて具体的に選ぶべきアイテムについて書こうと思います。

 以下をご覧ください。これだけ揃えば一年を通して十分な万能アイテムです。数字は購入すべき順位を書いています。

 

※私は天気の良い日を選んだ日帰りや小屋での1−2泊が多いです。逆にあまりやらないのは、何日もかける縦走や厳冬期のラッセルなどヘビーな歩き。ですから全体的に軽めの装備だと思います。

 

目次

 

オールシーズン 

トップス

①長袖ベースレイヤー(薄手)

②ウインドブレーカー(100g前後の軽量のもの)

③フリースや化繊インサレーション(薄手のフリースなら②の下に着ると保温性アップ)

フリースについてはこちらをお読みください。

 化繊インサレーションについてはこちら。

 

トップス(雨具)

①ハードシェル(300g程の軽量なもの。レインウェアとして。価格は高いが冬にも着れる。)

②レインウェア(①を買わないならマスト。レインウェアは表面がツルツルしているものが多い。雪の斜面で滑落すると止まりにくいため冬には向かないとされる。)

 

ボトムス

①ロングパンツ(ストレッチ素材が快適でお勧め。しかしストレッチしない方が耐久性は高い。)

②タイツ(寒い日に①の下に履き冬の低山に対応。)

 

ボトムス(雨具)

①レインパンツ(100g程度の軽いもの。お守りとして携帯するため軽さ重視。鈍感な下半身は少しの雨ではレインウェアを履かないままということも多い。)

 

シューズ

①トレランシューズ(可能なら厚底を推奨。薄いものは本気で走る人用。)

②アプローチシューズ(岩稜帯やバリエーションルート用。ローカットでOK。)

 

夏季

半袖シャツハーフパンツは低山ハイクでは快適です。日焼けや怪我には注意。

おすすめハーフパンツはこちら。 

冬季

冬は山行スタイルで装備の軽重に差がつきます。命に直結するので慎重な選択を。

 

トップス

①長袖ベースレイヤー(中厚〜厚手のもの。ウールも快適。残雪期なら薄手でOK。)

 

トップス(ハードシェル) 

①日帰りなどライトな用途は持ち運びを考慮し300g程度の軽く小さくまとまるものを。標高の高いところで数日過ごすようなヘビーな用途は保護機能を重視し重めのもの。重いシェルの方が風に叩かれても熱が逃げにくい。)

 

ボトムス(ソフトシェルorハードシェル)

①ソフトシェル(撥水性の良い厚手のものなら、ほとんどハードシェルは着ないで過ごせる。私はこれにプラスで100g程度のレインウェアをお守りで携帯。)

②ハードシェル(激しいラッセル。藪漕ぎ。数日を山で過ごすヘビーな用途はハードシェルを。)

シューズ

①冬靴(お好みで。これだけで1ページ書ける・・・)

 

価格と性能

ウェア選びには二つの要素があり、人によりそのバランスが違う気がします。

 

【要素A】耐久性や多様なシーンで使えることを重視。少ない服で済むが、選択ミスをすると快適さが犠牲になり、一般的に装備は重めになる。

 

【要素B】シーンに応じて服を使い分けることを重視する。服の数が増えるが、快適度が上がり、装備は軽めになる。

 

金額の高いものほど素材・造りが凝っていて、①耐久性・耐候性 と ②快適度・軽量化の両立ができるのがウェアだと思います。

パタゴニア